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加山又造展

 最近は,ほとんどテレビを見なくなったけど,土曜10時からテレ東でやってる「美の巨人たち」は,用事がないか寝ないかぎりは見る。たまにアンテナが反応するのだが,先月放送した加山又造の「冬」はかなりぐっときた。以前もヴラマンクに反応したので,雪とか冬とか北の国からに弱いのかもしれない。それで,調べたら国立新美術館で企画展をやっていることがわかったので,本日行ってきた。意外にスペースは広くなかったが,やはり「冬」がよい。特に枯れた木の膨大な線は,一本一本に命が吹き込まれているようで,雪との対比が際立っている。開催は3月2日(月)まで。

 さて,話はそれて国立新美術館だが,こんなとこに美術館あったんかいなと,裏口から入ってやっと,「ああ,これね」とわかった。この曲線,誰か数年前に書いていたようないないような。建築出身とは思えない無知っぷりだが,まあそんなもんです私。しかし,これ,常設もないのに美術館じゃないだろう。面積が広いといっても階ごとに細切れだし,周辺の美大生の展示だけってのはさびしいものがある。建物も正面以外ただの箱ということがすぐわかったので,早々に撤収。

 で,帰りがけに会社に寄ろうと六本木駅に向かったら,小奇麗な建物どもを発見してしまいまして・・・東京ミッドタウンって知ってます?とまあ,リアルナイツばりの無知っぷりだが,まあそんなもんです私。へーこれですか。これは建物も知らんかったなあ。周辺と内部を偵察した結果,早々に場違いだということがわかりましたので,写真もとらずに,速攻で上野に引き上げた次第でございます。以上。

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by beam-column-joint | 2009-02-22 19:56 | travel  

ミツバチのキス

d0049137_1936670.jpg ミツバチのキス 1 (1) (アクションコミックス)
伊図 透 (著)

 漫画アクション新人賞佳作受賞作家の初連載作品。いわゆるジャケ買いをしてしまった。
 主人公は,触れた人のことが「わかってしまう」少?女慧。彼女は、その能力を宗教団体に利用されていたが,利用されることに耐え切れず逃亡をはかる。そこに国の諜報機関が彼女を抱え込もうと動き出す。
 設定はそれほど珍しくないと思うが,新人とは思えない表現力,特に触れた人の心を読み取るときの描写は素直にすごいと思った。ただ,おそらく作者が最も言いたいであろう主人公の苦悩が少し伝わりにくいと感じる。余計な部分があるからだと思うが,例えば諜報機関の設定がちょっと。ややネタバレになるが,そんな簡単にあきらめるものかと。他の対象者がいるからと解釈すると,この能力の存在自体が唯一ではないので,慧が切り札にはなりえないことになって設定と少し矛盾する。それと関連してかなり政治・外交的に熱く語る場面があるが,リアリティを出すためかもしれんが,ちょっと作品の方向として余計な印象も受ける。ただまだ1巻なので今後それ相応の展開があるのかもしれない。今後に期待。

by beam-column-joint | 2009-02-15 20:01 | manga  

Pink Floyd

すでに評価され尽くしていると思うので,今更何も言うことはないが,避けては通れないものなので個人的な感想のみ。1年前は5大バンドの中でも,これは好きになれないと言っていたような記憶があるが,そんなことはなくなった。まあよくあることです。

d0049137_1958844.jpg 70 年発表の作品「Atom Heart Mother (原子心母)」。これだけは大学くらいのときにJOJOに出てたと思って聞いたがあえなく撃沈。当時は雑音にしか聞こえなかった。結局聞いたのは,フロイドの中でも最後になったが,それぐらいになって理解できた。タイトル曲は収録時間の半分くらいをしめる長尺だが,オーケストラとの共演は,一度はまるとまったく飽きない。正直今では狂気より好きかも。


d0049137_205399.jpg  73 年発表の「Dark Side Of The Moon(狂気)」。これは一聴したときに拒否反応は起こさなかった。セールス的にも,サウンド的にも,コンセプトアルバムとしても,その詩世界も文句なしの名盤。でも普段聞くことはあまりない。ちゃんと集中して聴かねばいけないタイプの作品だからと,勝手に思っているのだが,要は聴いててかなり疲れる。どちらかというと次作のようなサウンドが好みなのかもしれない。


d0049137_20154548.jpg 75 年発表の「Wish You Were Here(炎)」。このアルバムを聴かなかったら,最初に書いたようなフロイドに対する評価をずっとしていたかもしれない。当時の評価は低かったらしいが,これはまぎれもない名盤。前作に比べると,かなりシンプルなのでそのあたりが低評価につながっているのかもしれないがそこが良い。初期のリーダーであるシド・バレットに捧げる1曲目「Shine On You Crazy Diamond(Part One)」 冒頭のギター・プレイがその象徴。シンプルなのに心臓にぐさぐさくる。3曲目「Have A Cigar」もサイケで好み。しかし,今聴きなおすとよくこんなダウナー系のサウンド聴きながら仕事してたなと思う。すさんでたのだなあ。

 これ以外で評価が高いのは,康一君の Echoes が入っているMeddleだけど,このアルバムの良さだけはいまだに理解できない。

by beam-column-joint | 2009-02-14 20:32 | music  

ランニング

ランニングをはじめた。とはいえ別に東京マラソンに申し込んで当選したわけではない。

d0049137_16435930.jpg きっかけがあるとすれば昨年12月の設計事務所の健康診断だろうか。正確には健康診断後の体力測定で,12分間自転車のマシーンをこぎ続けるという苦行があるのだが,これが個人的にけっこうきつくて,ペダル硬っ!とか思っていた時のやりとり。
「けっこうきつそうですけど大丈夫ですか?心拍数がこれ以上上がると測定不能になってしまうんですが。」
「はあ。正直けっこうしんどいんですが。」
「そうですか。測りなおすのもなんなので,もうちょっとがんばってみましょう。」
 (おっと 会話の成り立たないアホが ひとり登場~)
てな感じで,まあ結果的には平均的な体力だったが,さすがにまずいなと思ったので,今年に入って,朝の6時前から走るようにした。走るといっても歩くスピードとそれほど変わらないし,週4~5日程度だが,調べたところこれでよいらしい。実際走ってみると,同じような人種が多いようでちょっとびっくりするが,東京マラソンにあれだけ応募があるんだから,そういうことなんだろう。ちなみに,左の写真は持ち歩いているオムロンの万歩計Walking style HJ-710IT 。結果をPCに取り込めるところがよい。

 最終的にどこかの大会に出ることを目標とするのかよくわからないが,うちの周辺のマラソン大会の広告にはぐっときた。下の写真と東京マラソンと比較してもらうとありがたいのだが,どうだろうこのチープ感。fightとか投げやりにつけた感がすごい出ている。そして若者を取り込もうと横文字にしたが故に,マラソンであることすら伝わらなくなっている。最初はマンションの掲示板に白黒で貼られていたので,ピンクちらしかと思った。実際服がピンクでびっくりした。これだけぐっときたので,当面はこいつを目標にしたい。いや出るかしらんけど。
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by beam-column-joint | 2009-02-08 17:06 | diary  

弱虫ペダル

d0049137_18541929.jpg弱虫ペダル (少年チャンピオン・コミックス) (コミック)
渡辺 航 (著)

 方々で絶賛されている本作は,少年チャンピオンで連載されている高校の自転車部が舞台のマンガ。主人公の小野田坂道は,高校に入学したばかりのいわゆるアニオタ。小学校3年生から往復90kmの秋葉原へ毎週欠かさずママチャリで通っている。そのアニメ好きな部分ではなく,アキバに自転車で通うところに,ロードレース経験者の今泉俊輔に目をつけられたことから,自転車競技に引きづりこまれていく。
 言うなれば,自転車競技版アイシールド21。しかし,1,2巻はあまり主人公に感情移入できないというのが本音である。理由は,アイシールド21のセナと違って,主人公が特にパシリにされているわけでもいじめにあっているわけでもないところにあると思う。アニ研に人が集まらないという逆境はあるものの,割と悠々自適にオタクをしている。はっきり言って痛々しい。なので,今まで馬鹿にしていた奴らを見返すという快感があまりないのだ。
 しかし,3,4巻ではその痛いオタクが,ママチャリからロードレーサーに乗り越えることによって,経験者と互角のレースを行う。このレースの展開は,興奮せずにはいられないだろう。1,2巻で,あまり印象がよくなかった今泉や部の先輩も,実はいい人やん・・・的な展開もぐっとくる。少年誌のスポーツものとしては,最近では類を見ない熱さである。
 上記の特徴は売れるための定番と言えるので,そういう意味でも王道の少年漫画である。今後もこれと同レベルの熱いレース展開があるなら,凄いマンガになるだろう。今のうちに買っておくことをおすすめする。

by beam-column-joint | 2009-02-01 19:23 | manga