カテゴリ:music( 10 )

 

20130112 ANEKDOTEN(ヨーロピアンロックフェス)

新年早々フェスに行ってきた。
といってもヨーロピアンロックフェスという
誰も知らないフェスで出演者も二組だけだ。(今日演奏しているの入れても5組)

内容は北欧プログレ中心で,
昨日の出演はANEKDOTENとTHE FLOWER KINGS。
どちらもタワレコとかHMVでも売っていないレベルなのだが,
現代プログレ界ではどちらも最重要バンドといってよい。
ただ曲調の影響かもしれないが,
THE FLOWER KINGSが王様で誰からも好かれる感じなのに対して,
ANEKDOTENは完全に日陰者な感じである。
昨日のフェスの大半はTHE FLOWER KINGS目当てだと思うが,
自分は根暗なのでANEKDOTEN目当てだった。
(THE FLOWER KINGSも昔のは聴くけどね。)

てなわけでANEKDOTENのライブだけまとめたい。
その前にディスコグラフィー的なことを書いておくと
ANEKDOTEN は93年デビューのスウェーデン出身の四人組。
見た目はロックバンドというより引きこもりの集まりみたいな感じだよ。
まあみんな違う属性だけど。でもその内向的な感じがまたいいのだ。
オリジナルアルバムは以下の5枚。

1st:Vemod
2nd:Nucleus
3rd:From Within
4th:Gravity
5th:A Time Of Day
d0049137_20331692.jpg


クリムゾン直系の音ながら当時流行のグランジや北欧特有のダークネスとヘヴィネスを融合させてプログレファンのハードをゲット。クリムゾンの影響丸見えでもファンのみんなは文句言わない。なぜならみんなディシプリン前のクリムゾン音楽の行き着く先を見たいから。とはいえ2ndではクリムゾンコピーを払拭させるような凶暴なサウンドを展開したり,4th,5thでメロディアス路線(これがまたすごく良い)を打ち出したり,真の意味でプログレッシブなバンドなのだ。なお最初に聴くなら1stか4thを推奨しております(推奨する人いないけど)。

 さてようやく昨日の演奏曲リスト。多分合ってると思う。
 ①The Great Unknown(from 5th)
 ②The Old Man & Sea(from 1st)
 ③Nucleus(from 2nd)
 ④Richchet(from 4th)
 ⑤Book of Hours(from 2nd)
 ⑥In For A Ride(from 5th)
 ⑦Sad Rain(from 1st)
 ⑧Gravity(from 4th)
 ⑨新曲(キター)

 少なっ!と思われるかもしれないけど1曲が長いからな!全体としてはネットで見た他のライブの演奏リストと同じような感じで3rd以外から満遍なく。最近はチェロはやらないようなので初期作品は限定されている模様。個人的に聴きたいものは大体入っていた印象だが,強いて言うとSeljakを一度聴いてみたい。個別にいくと,入りのThe Great Unknownは最早鉄板。途中から加速していく感じがたまらん。なんでみんな座ってるんだ(後ろの人に迷惑だから)。あとはNucleusとBook of Hours。どちらかというと1stが好きな自分だがライブだと2ndが映えます。

 演奏の方は,生で聴けるだけで大満足ではあったのだが,とっても不安定なんだね。まあそこも魅力なのかもしれないが,多分ライブの頻度が低いと推測する。ギターのNicklasは常にチューニングしてるし。でも前回の来日でもそうだったらしいのでそういう人なのかも。一方でベースのJan Erikは想像以上に熱い。ボーカルがどんどん良くなってきてるし,ベースもmagmaみたいな感じで激しい。特にNucleusのシャウトはかっこよすぎ。ドラムのPeterとメロトロンのAnna Sofiは無難な出来か。とにかくメロトロンの音量が大きかったので,これを聴いているだけで満足できる。ただ全体の音に占める割合が高いのでミスが目立つんだよね。
 でもそんな細かいことが気にならないのは,彼らの主張がわかりやすいから。という気がする。当然プログレだから曲は単純ではないわけだが,『自分達は70年代プログレが好き。メロトロンも好き。好きなものを好きなだけ使って好きな曲を作るよ。』というプログレ愛のようなものを感じるわけです。

 とまあ色々書いたが,なんといっても新曲のお披露目があったのでもう全てOKだな。新曲は最初はMonolithっぽいので最近のアルバムと同じ路線かと思いきや,途中からかなり緊張感のあるサウンドに。なにやら太陽と戦慄を彷彿とさせるような。ということで早く新譜出して下さい。そして今度は単独ライブ&立ちでお願いします。

by beam-column-joint | 2013-01-12 20:32 | music  

Area

 順番的にはマンガについて書こうかと思ったけど,そら耳アワード2009が開催中なので,そら耳的プログレ名盤について書くよ。開催中といっても,先週と今週に通常枠で放送があるだけの話ではあるけど。去年度はあんまり見ていなかったので,先週の放送はけっこう楽しめた。でも,松子はうるさいから外した方がいいと思う。
 言っている意味がわからないという方はこちら⇒週刊ソラミミスト (ttp://fdls.net/mimi.php)

d0049137_1712024.jpgイタリアのジャズロックバンドAreaのデビュー作「Arbeit Macht Frei 」。1973年発表。1曲目のLuglio Agosto Settembre (7月,8月,9月(黒))が,昨年そら耳で注目を浴びたいわゆる「ありがとChar」なんである。実際邦題が直訳すぎて意味がわからないので,いっそ今後邦題は「ありがとChar」でいいんじゃないだろうか。でも本当は,「ありがとChar」のフレーズの後がいいんである。圧倒的な演奏力に加え,怒涛のアンサンブルは,クリムゾンの影響もあると思うが,地中海風のサウンドとあいまって完全に独自のスタイルを確立している。

 ちなみに,今amazonで見たら紙ジャケで8000円くらいしてたけど,たぶんTSUTAYAにもあるんじゃないかな。

by beam-column-joint | 2009-04-05 17:06 | music  

Emerson,Lake&Palmer

プログレの大御所としては最後になるEmerson,Lake&Palmer(以下,ELP。)。メンバー3人の頭をとっただけのバンド名だが,それで形になるから外人はいいなと思う。日本だとおすぎとピーコぐらいしか浮かばないがあればバンドではないしなあ。

でいきなりだが,個人的にはこのELPは他の大御所に比べると,心から好きだとは言えないところがある。それはプログレ特有の深みがないというか,とにかく格好いいと思ったフレーズを垂れ流しにしているところがあるので,そこに抵抗感がある。

とはいえここまで書いてきた流れの関係上書きたいところではあるし,彼らの技量は本物だと思う。とくにエマーソンのキーボードはすごい。話がずれるようだが,エマーソンの回転ピアノという動画がニコニコにあるので,ぜひ見てもらいたい。回転というと回転ベッドのようなものを想像するが,実際には縦回転のワイヤーアクションで,しかも普通に演奏している。このくるくるエマーソンを見ると笑いがとまらないのだが,この時代で最も評価が高いキーボード奏者なのもうなずける(なんか違う意味のような気もするが)。

とりあえず下の2枚は純粋に好きである。
d0049137_16212074.jpg1971年の『展覧会の絵』。ムソルグスキーのピアノ曲「展覧会の絵」をアレンジしたライブ盤だが,観客の声が無ければライブ版だとはわからないだろう。それくらいの演奏の完成度である。原曲のすばらしさもあるのだろうが,オリジナルとロック調にアレンジした部分のバランスがよいと思う。特に5.Old Castle (古い城)⇒6.Blues Variationの流れが好き。でもまあクラシック好きには賛否両論だろうとは思う。



d0049137_16213150.jpg1973年の『恐怖の頭脳改革』。ジャケットはエイリアンを手がけたH.R.ギーガー。このアルバムのなにがすごいかというと,5曲中2曲が空耳ソングだということ。4曲目のBenny The Bouncerの「ひさしぶりこいつはゲイだなあ部長」はたしかジャケットだったんじゃなかろうか。5曲目の悪の教典も「五十嵐でしょう」もなかなかポイントが高い。こっちは耳かきくらいだが・・・とまあ話はそれたが,5曲目は30分近い組曲で彼らの最高傑作じゃなかろうか。でも最初に書いた垂れ流し感もあるのだが。

by beam-column-joint | 2009-03-29 16:32 | music  

Pink Floyd

すでに評価され尽くしていると思うので,今更何も言うことはないが,避けては通れないものなので個人的な感想のみ。1年前は5大バンドの中でも,これは好きになれないと言っていたような記憶があるが,そんなことはなくなった。まあよくあることです。

d0049137_1958844.jpg 70 年発表の作品「Atom Heart Mother (原子心母)」。これだけは大学くらいのときにJOJOに出てたと思って聞いたがあえなく撃沈。当時は雑音にしか聞こえなかった。結局聞いたのは,フロイドの中でも最後になったが,それぐらいになって理解できた。タイトル曲は収録時間の半分くらいをしめる長尺だが,オーケストラとの共演は,一度はまるとまったく飽きない。正直今では狂気より好きかも。


d0049137_205399.jpg  73 年発表の「Dark Side Of The Moon(狂気)」。これは一聴したときに拒否反応は起こさなかった。セールス的にも,サウンド的にも,コンセプトアルバムとしても,その詩世界も文句なしの名盤。でも普段聞くことはあまりない。ちゃんと集中して聴かねばいけないタイプの作品だからと,勝手に思っているのだが,要は聴いててかなり疲れる。どちらかというと次作のようなサウンドが好みなのかもしれない。


d0049137_20154548.jpg 75 年発表の「Wish You Were Here(炎)」。このアルバムを聴かなかったら,最初に書いたようなフロイドに対する評価をずっとしていたかもしれない。当時の評価は低かったらしいが,これはまぎれもない名盤。前作に比べると,かなりシンプルなのでそのあたりが低評価につながっているのかもしれないがそこが良い。初期のリーダーであるシド・バレットに捧げる1曲目「Shine On You Crazy Diamond(Part One)」 冒頭のギター・プレイがその象徴。シンプルなのに心臓にぐさぐさくる。3曲目「Have A Cigar」もサイケで好み。しかし,今聴きなおすとよくこんなダウナー系のサウンド聴きながら仕事してたなと思う。すさんでたのだなあ。

 これ以外で評価が高いのは,康一君の Echoes が入っているMeddleだけど,このアルバムの良さだけはいまだに理解できない。

by beam-column-joint | 2009-02-14 20:32 | music  

JETHRO TULL

 超有名所は書きつくされているので,少しだけマイナー路線に(とはいえ十分有名ですが)。イギリスのプログレッシヴ・ロック・グループ「JETHRO TULL」。リーダーのイアン・アンダーソンは片足でフルートを演奏することから,「狂気のフラミンゴ」と呼ばれていたとか,アルバム1枚で1曲とか・・・。これだけでグッときます。インストが多いプログレの中ではボーカルパートが多いのも魅力です。ブルーズ・ロック,ハードロック,トラッドと音楽性を変えつつ,いずれの分野でも傑作を残しています。

d0049137_20255532.jpg71 年発表の「Aqualung」。音楽性の移行期の作品であり,幅広い音楽ジャンルを包含しています。例えば,タイトル曲は,出だしがブルーズっぽいので苦手な路線かと思いきや,途中からリズミカルなハードロックと、アコースティックなトラッド・フォークがかみあった名曲。これで夢中になりました。「My God」等のフルートも秀逸。「Locomotive Breath」もハードロック寄りの名曲。なお,ボーナストラックには,彼らの代表曲の「Bouree」が入っています。これはバッハのリュート曲をアレンジした有名な作品。ベースとドラムとフルートだけでこんな曲ができるのかと感動しました。とまあ色々な要素が入っていて聴きやすい,ジャケもかっこいい(これジャケ買いしました。)ので最初に聴くならこれですかね。

d0049137_2026135.jpg72 年発表の「Thick As A Brick」。プログレでは長い曲が多いですが,これはアルバム1枚で1曲。それだけ長い曲でもまったく飽きさせません。とくに導入部のアコースティックパートが秀逸なのですが,これが全編効果的に入れられ,統一感をかもし出しています。一方で,展開も静と動が織り交ぜられており,エンディングを目指して盛り上がっていくシンフォニックな演奏は,感動的ですらあります。ちなみに,ジャケットは,「8歳の天才少年ジェラルド・ボストック少年の詩を基にした作品」ということで売り出していたからなのですが,これは全部嘘。英国風ブラックジョークなわけですが,当時のプログレの流行に対する皮肉のように思えます。そんな長いのがいいなら1枚1曲にしてやるわ,みたいな。それでこんな質の高い作品ができちゃうところがすごいわけですが。なお,次作との違いは圧倒的な聴きやすさ。間違っても次作を先に聴かぬよう。

d0049137_20261050.jpg73年発表の「A Passion Play 」。アルバム1枚で1曲第2弾。ただし,こちらは超・超・超難解。最高傑作との声もありますが,ファンの評価も賛否両論。私もこれ最初に聴いたときは,理解不能でした。タルの作品ではじめてハズレを買ってしまったと思ったもんです。特にB面最初に演劇のようなパートがあるのですが,これが苦手でして。で,あんまり聴いてなかったのですが,ここに書くために聴きなおしていたら,あら,いいじゃないコレ。よくよく聴いたら,演奏とボーカルは前作より明らかにイイ。最後もめちゃくちゃかっこいいし,もしかしたら「Thick As A Brick」じゃなくてこっちが最高傑作かもしれん・・・あれ?。とまあ,こういうことは,プログレ聴いているとよくあります。それも魅力のひとつ。

 とにかく,深夜の仕事中はよく聴きました。これ以外の作品でもおすすめはあります。歌モノがききたくなったらタルですね。

by beam-column-joint | 2009-01-25 20:53 | music  

ノイズキャンセリングイヤホン

 仕事というのはあっというまに増えるから不思議。 

 昨年,世界地震工学会に論文を出したときに,やっぱり英語は話せた方がよいなあと思い,時間を見て勉強することにしました。TOEICからはじめようと思い,本とCDを購入。しかし,電車や外だとなかなか聞き取れないので,ノイズキャンセリングイヤホンを試してみることに。
 d0049137_1403577.jpg 
 ノイズキャンセルの方法は,外からの音に対して,逆位相の波を発することにより振幅を0にする原理です。普段波を扱う素人考えでは,フィルターをかけるのかと思ってましたが,意外です。実際にどうやってるのかはなかなかイメージできませんが。
 で買ったのは,audio-technicaのアクティブキャンセリングヘッドホン ATH-ANC3 WH。アマゾンだとなぜか安いですが,10000円くらいします。レビュー等を参考に決めたのですが,長所も短所もはっきりしています。

○長所
 ・特定の周波数,特に長周期(低音)の遮断性はたしかにすごい。
 ・カナル型なので持ち運びが楽。
 ・同じ理由で音漏れの心配は少ない。
 ・ノイズキャンセルのON/OFFが選べる。電池がきれても普通のイヤホンとして使える。

●短所
 ・コードに対する振動が耳まで伝わる。ものが当たったり歩いてる時はかなり気になる。
 ・電池が必要。また,そのせいで少し重い。
 ・動的な音源や,高周波数の音には効果が薄い。
 ・ONの時は少し酔う。新幹線がトンネルに入った感じが継続するので。(人によるだろう。)

 値段はもっと高いのもありますのでまあ普通だと思います。音は良くはないですが,そこまでは求めていません。それから当然ですが,良くも悪くも全ての周波数をフォローしてないので,外でつけていると命にかかわるようなことはないです。ただし,車はみんなプリウスみたいに感じます。

 以上の特性を踏まえると,外で歩きながら聴くのには向いていません。特にコードは改善してほしいところです。電車も向いてはいませんが,普通のものよりは聞こえるようになりました。一番向いているのは,会社。パソコンやエアコンのノイズは普段あまり意識しませんが,つけてみると効果が実感できます。というこで本来の目的の場所ではいまいち使いこなせていませんが,会社で昼休みに実行中。何点とれるようになるかは未知数です。

【追記】 
 いまさらながらi-Podのありがたみを実感します。カセットのときは,巻き戻しがめんどくさくてリスニングはやりませんでしたが,今は,リスニングの方が勉強しやすい。

by beam-column-joint | 2009-01-18 14:25 | music  

Yes

 忙しいとき良く聴いたプログレその2。順番的にはPink Floydなんでしょうが,プログレの中では一番聴きやすいバンドなのでこちらを先にしました。1969年から現在まで活動中。

d0049137_20124670.jpg 1972年発表の「Close to the Edge」。好き好きはあるでしょうが,Yesの最高傑作であることに異論はないでしょう。タイトル曲は18分以上の大作ですが,聴き易く,それでいて展開はドラマチックで全く飽きさせません。メンバーチェンジが激しいバンドですが,このときがベスト。演奏も最高です。
 タイトル曲に比べると地味な印象ですが,3曲目のSiberian Khatruも名曲。 親しみやすいフレーズながら,中盤からの盛り上げが絶妙です。


d0049137_20125541.jpg 「Close to the Edge」以前の作品も質が高いのですが,1枚で味わうならこの「Yessongs」(1973)。Live盤ですが,Liveとは思えない演奏力。特に,「Siberian Khatru」と「Heart of the Sunrise」(たぶん一度は聴いたことある曲です。)はスタジオ版以上の勢いがあります。キーボードのリックウェイクマンのソロや過去の代表曲ももれなく収録。個人的には,「Mood for a Day」が好き。残念なのは,ドラムのビルブラッフォードが既にKing Crimsonに移籍してしまっていて,演奏している収録曲が少ないこと。

 とかくプログレは難解な作品が多いですが,Yesは抜群にわかりやすい。それでいて玄人から非難されることもないので入門編には最適です。

by beam-column-joint | 2009-01-16 23:14 | music  

King Crimson

 新年早々風邪をひきました。大体毎年この時期に風邪をひくか,ノロウィルスに犯されたりしています。気が緩むとこうなります。

 仕事が忙しいときでも夜遅くに単調な作業やある意味待機のような状態もあるわけで,そんなときには音楽を。昔は特定の音楽しか聴きませんでしたが,ここ2年ほどは60年代から歴史を調べるようにロックならなんでも聴きあさりました。別に,クラシックでもジャズでもよかったんですが,比較的身近なジャンルを選びました。クラシックとジャズは誰か教えてください。

 仕事をしているときはインストゥルメンタル重視な方が望ましいこともあり,プログレッシブロックにはまりました。プログレは,簡単にまとめると70年頃に隆盛した前衛的あるいは先進的・実験的な音楽ということになりますが,なかなか多種多様なのです。とりあえず最も有名なのはKing Crimson とPink Floydでしょう。今回は定番なのでいまさら書くことでもないですが,King Crimsonをご紹介。メンバーチェンジを繰り返しており,69年から 72 年の第2期までは、フリー・ジャズの影響を強く受けており,73 年以降の第3期は、メタリックで現代的なサウンドに変化。現在は第6期として活動中。

d0049137_2136722.jpg69 年発表の第一作「In The Court Of The Crimson King」。プログレッシブ・ロックのはじまりといえる作品の一つ。オープニングの「21st Century Schizoid Man/Mirrors」はあまりにも有名。狂ったようにうねるロバート・フリップのギター、そのギターに絡むサックス、緩急のついたリズム・・・特筆すべきところは多数。それとは対照的に重厚なシンフォニーにのせた「Epitaph」等,ジャズ・クラシックを取り込んだ衝撃的な作品です。

d0049137_21362394.jpg第3期の幕開けとなる73 年発表の「Lark's Tongues In Aspic」。邦題は「太陽と戦慄」。コジコジっぽいと思ったのは私だけでしょうか。タイトル曲はpart1と2があり,パーカッションの嵐,無機質なギター,変則的なドラム,緊張感に溢れたドラマチックな展開等・・・とにかく異常なかっこよさと完成度を誇っています。個人的にプログレの中で最も好きなアルバム。でもこれをいいと思うまで半年くらいかかりました。というのもプログレの特徴ですが,なにをやりたいのかよくわからん実験的なパートがあるためです。なので,これ以外の叙情的な曲もまた良いのでこちらから聴いたほうがよいです。「Easy Money」は昨年?オダギリ・ジョーが出てる車のCMでも使われていました。とにかく聴けば聴くほどその完成度の高さに驚くとともに,そのかっこよさにやみつきになるそんな一枚です。

d0049137_21363039.jpg74 年発表の第3期最後の作品「Red」。「Lark's Tongues In Aspic」が非常に実験的で難解な作品なのに対して,こちらは集大成とも言える完成度で,比較的聴きやすい作品です。タイトル曲「Red」はバンドとしての臨界点そのものを表現したような緊張感が漂っており,終曲「Starless」は,燃え尽きる直前の輝きとせつなさを感じさせます。「21st Century Schizoid Man/Mirrors」がプログレの始まりとすると,「Starless」はプログレの終幕のような曲です。

 基本的に第3期まではどれを買っても問題ないかと思いますが,上記3枚はマストでしょう。通常のロック・バンドとは次元が異なることが確認できるはずです。古典的な名盤ですが,今聞いても古臭さはないので聴いたことない方はぜひ。

by beam-column-joint | 2009-01-07 22:46 | music  

SHERBETS -SIBERIAN MADNESS GIGS- 

ひさしぶりにLIVEに行ってまいりました。BLANKEY JET CITYが解散する前からボーカルの浅井健一(ベンジー)がやっていたSHERBETSというバンドです。現在はJUDEと同時進行といった感じですかね。

SHERBETSはJUDEに比べて、激しい曲というよりは、聴いているだけで情景が浮かんでくるような楽曲が多いです。自分はなんといってもあのベンジーのせつないギターが好きなんで、靜かな曲でもベンジーのギターが存分に引き立っているSHERBETSはお気に入り。BLANKEY解散直後は物足りなさを感じましたが、今はJUDEがあることで位置付けが明確になり、安心して見ていられます。ここはBLANKEY好きでも意見が分かれるんでしょうが。

昨日のライブは今までのアルバムから均等に選曲されていてよかったです。最新作naturalからの楽曲トラベルセンターが非常によかったですね。
d0049137_10503789.jpg

ちなみに場所はLIQUIDROOM ebisu。これは近くの歩道橋からの写真。この歩道橋で、学部3年生の住宅の設計課題の時に、敷地調査でここ広尾には良く来ていたことを思い出しました。あの時は保とMノルと敷地が一緒だったような気がします。その住宅の課題はA+がとれたんですが、学校保存の課題で、鉄骨ブレース補強に納得がいかずにコンクリート打ちなおしを提案して玉砕したのでした。たしかに今考えてもアグレッシブな提案だ。ありえない。構造系でよかった。

下の写真は歩道橋の下にある栄養ドリンクだけの珍しい自販機。って一番上に並んでる普通のリポD全部売り切れじゃん!そんなに好きなのかリポD。ブルジョワなんだから下の高いの買えばいいのに。
d0049137_1118384.jpg

by beam-column-joint | 2005-12-02 11:20 | music  

Live - JUDE Electric Rainbow Tour -

に相方と行ってきました日曜。(なので日付は7/10にしてみた)場所は横浜BLITZ。
d0049137_942564.jpg

 JUDEBLANKEY JET CITYのボーカルだったベンジーこと浅井健一がやってるバンドです。最新のアルバムElectric Rainbowに合わせたツアー。最近のベンジーの作品は、作品毎に評価,好みが分かれると思います(特にブランキーから聞いてる人は)が、今回のアルバムは個人的に好き。ライブに行って実感しました。ちなみ演奏した曲は、今作の大半とZIVAGO、Highway Childの一部、あと定番のDEVILとチキチータ・ブーツがシメ。(1曲目は毒りんご売り。はずれたー。)やっぱりDEVILの時の盛り上がりは最高です。アンコールの後が少なかったけど満足でした。でも喉と首が痛いorz。
d0049137_9142110.jpg

みなさんおつかれさまでした。(途中相方と間違えて全く知らない人の肩によりかかってました。すいません。)

by beam-column-joint | 2005-07-10 23:14 | music